Edition9 [ヘッドホン]
Edition9到着。
と思っていましたが、折角なので写真を撮りたくなってきました。
という訳でヨドバシアキバへ大急ぎで行ってカメラを買ってきました。ニコンのCoolPix S5というのにしました。理由はあまりないですが、薄そうだったのと、ゴテゴテ感がなかったこと、としておきます。
どうやらニューモデルが近々出るらしい、というのを帰ってから知りました。その割にはあまり安くなかったです。ま、いいです。新しいのが出たところで門外漢なので興味が湧くとも思えませんし。
Edition9が気になって急いで帰ってきた割にはカメラでしばらく遊んでしまいました。上の写真や下の写真以外にも手持ちのヘッドホンの写真を一通り撮ってたりしました。意外に面白かったです。その内公開していけると良いと思います。
閑話休題
シリアルナンバーがハウジングの鏡面に書いてあります。多分読めないとは思います。とりあえず2桁でした。
一応初回分らしいのでそんなものでしょうか。
イヤーパッドはこの写真じゃ見えませんが、ヘッドバンド部分も同じ素材らしいです。エチオピアン・ヘア・シープ・レザーというものらしいです(マニュアルの直訳ですが)。
装着感は、布製のパッドに比べるとなんとなく粘性を感じます。けど革のよりも肌触りがいいと思います。私は肌が弱いのでこういう細やかな心配りは非常にありがたく思います。
ハウジングの鏡面仕上げは美しいですが、指紋がやたら付きそうで実用性としてはどうかとも思うところです。そんなことよりも所有欲を満たす方がこのクラスには重要なのかもしれません。斯く言う私も不満がある訳ではありません。現在所有しているどのヘッドホンよりも所有する喜びは高いと思います。
値段を考えりゃ当たり前の話ですが。
それと、付属のケースも非常によくできています。よくできているとは言え、ヘッドホンとケーブル、変換コネクタ位しか入りませんが。これに入れておけば鏡面ハウジングに埃が付くのを防げますし、大きさも思ったよりコンパクトで邪魔になる訳ではないのでこれはこれでいいと思います。
紙ペラ一枚の説明書には持ち運びにも便利、とありますがハンドルは付いていません。小脇に抱えて運ぶか鞄に入れることを言っているのでしょうか。小脇には抱えないですね。
その説明書は黒地でEdition9の雰囲気に合わせてあります。当然、汎用性はなくて専用の説明書なのですが、S-Logicの説明などは他のULTRASONE製品についてるものの流用のようです。所々、Edition9は云々、とありますが基本的には汎用の説明書と内容は変わらないです、と思ってたらちょっと違ってました。ポータブルプレーヤーの例示がディスクマンからMP3プレーヤーに変わってます。ホントにどうでもいいことですが。
Edition9でCDを聴きながらこれを書いていますが、実はまだ一枚目です。撮影に熱中しすぎました…
記念すべき一枚目は「Original Movie Soundtrack "GREASE"」です。
- アーティスト: サントラ, フランキー・ヴァリ, オリビア・ニュートン・ジョン, ジョン・トラボルタ&キャスト, ジョン・トラボルタ, フランキー・アヴァロン
- 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
- 発売日: 2002/05/02
- メディア: CD
メタルでもクラシックでもありません。理由は昨日の夜これを聞きながら寝たからです。違いが一番はっきり分かるだろうという短絡思考です。
もちろんこのCD自体好きですし、基の映画も大好きですし、録音もオリジナルが70年代ではありますがリマスタリングされていて比較的いいというのも、これで行こうと思った理由ではあります。
感想としては、多分他の人が言っているのとそう変わらないと思いますが、全ての音域(低~高)で鮮やかです。それも滅茶苦茶な鮮やかさです。この鮮やかさは他のULTRASONEのヘッドホンにも通じるものがあるとは思います。
とは言っても、例えばDJ1PROでは特に中高域で鮮やかだと思っていますが、その鮮やかさがさらに鮮明度を増して全域にわたっている、といった感じです。
それぞれの音域がかなり主張しているはずなのに、聴き取りづらいようなところはないように感じます。驚異的なバランスというものはここら辺の感じを指しているのかも知れません。
響き方に関しても印象に残っています。密閉型なのに音が自然に減衰して行くような響き方をしていると思います。と、書いていて良く分からないですが。
…
「やっぱり凄かった。」というのが初聴きの感想です。別に、言うほどのことはないだろう、とか、値段から来るバイアスの影響を差し引くべきだろう、なんてことは思っていませんでしたが、素直に、凄い、と思えるのはやっぱり相当凄いのだと思います(自己言及的で意味不明な感想ですが…)。
しかも恐ろしいことにエージングで変わる、とも言われているようです。少なくともEdition7はそうだったみたいですね。
とりあえず、SA-15S1を持っていて良かったと思っています。今までの環境ではこのヘッドホンはまともにドライブできなかったのではないかと思います。他のヘッドホンを使ってもそう感じてしまったのですから、Edition9では尚更だと思います。
という訳で、Edition9を手に入れてしまいました。こんなに高かったのに後悔なんて全く感じないです。むしろお金を出して、この素晴らしいヘッドホンに出会えたことを幸せだと思ってしまった程です。
ULTRASONE ヘッドフォン edition9 密閉ダイナミック型
- 出版社/メーカー: Ultrasone
- 発売日: 2006/10/17
- メディア: エレクトロニクス
アマゾンでも取扱っているんですね…
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